【レビュー】ableton liveでエレクトロニック・ミュージックを作るプロのアイデアとテクニック

 

トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@TAKUTO_bassist)です。

 

ableton liveで電子音楽を作り始めたけど、「曲のクオリティーをもっとアップさせたい」と悩んでいませんか?

そんな方には教則本を読むことをオススメします。

プロが制作した教材から学習することによって時間を節約することができます。

今回は「ableton liveでエレクトロニック・ミュージックを作るプロのアイデアとテクニック」という本をご紹介します。

 

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ableton liveでエレクトロニック・ミュージックを作るプロのアイデアとテクニック

liveの使い方がある程度分かってきて、エレクトロニックミュージックを作る上で更に踏み込んだテクニックを学びたい人にオススメの教則本です。

音源が付いているので確認しながら進めていくことができます。

 

どういった内容が書かれているのか紹介していきます。

 

〜[CHAPTER 1] SOUND MAKING TIPS〜

チャプター1ではサウンドメイキングに関するTipsが紹介されています。

 

サウンド・メイキングを始める前に

・楽曲のクオリティを上げるための意識
・代表的なAudio Effects一覧

 

最初にマインドセット的は文章が書かれています。

「サウンドに物足りなさを感じたからといって、どんどんとトラック数を増やしていくのではなく、4トラックでも充分にカッコいい曲になることを知っておくと良いでしょう」という言葉にはギクッとしました。

 

リズムのクオリティ・アップ

01.複数のキック・サウンドを重ねてリッチな音を作る
02.太く存在感のあるキックを作るコツ
03.内蔵音源を積極的に加工する
04.インパクトのあるキック・サウンドを作る
05.スネアは傾向の違う音色を複数用意する
06.無表情なリズムに躍動感を与える
07.グリッドを無視したランダム・スネア
08.ハイハット・ループを個性的に
09.立体感のあるハイハットを作る
10.味気ないライド・シンバルも使い方次第
11.バックグラウンドで鳴るビートを作る
12.ワンショットものを充実させる
13.ループから新たなビートを作り出す
14.エレクトロニカっぽいランダム・グリッチ
15.フィルターでドラムをコントロール

 

パンチのあるキックの作りかたや、リズムトラックが退屈しないための工夫の仕方が解説されています。

あとは、「音楽において、はっきり聴こえる音とかすかに聴こえる音を共存させることはとても重要です」という文章がとても印象に残っています。

 

ベースのクオリティ・アップ

16.太く逞しいベースを作る方法
17.ベースを飛び道具として扱う処理
18.簡単な操作でベース・ラインを増やす方法
19.ベース・ラインを重ねてグル―ヴを強化
20.ベースでシンセ・パートまでまかなう
21.モダン・ミュージックにおけるベース

 

ベースの扱い方も参考になります。「モダン・ミュージックにおけるベース」は共感です。

また、「ベースを飛び道具として扱う処理」という項目は目から鱗でした。

 

コード、シーケンスのクオリティ・アップ

22.サンプル音源からオリジナル・フレーズを作る
23.メインのフレーズを存在感あるものに加工
24.アルペジエーターに躍動感を与える
25.ポリリズムを導入して緊張感を与える
26.パッド・サウンドに主張を持たせる
27.味気ないパッドを今どきの音にする
28.効果的なテクスチュア・フレーズの作り方
29.フレーズを上手く展開させる手法
30.BPMが違うオーディオ・サンプルを強制的に合わせる

 

「サンプリングものはそのサンプル特有の響きや空気感を持っていて、それはソフト・シンセでは表現できない部分でしょう。」という言葉が印象に残っています。

「打ち込みで同じようなアプローチの刻みが延々と続く状態は、制作者本人が思っているほど魅力的には聴こえない危険があります。」という文章にはハッとさせられました。それを回避するためのヒントも載っています。

 

〜[CHAPTER 2] TRACK MAKING TIPS〜

チャプター2ではトラックメイキングに関するTipsが紹介されています。

 

セッション・ビューで曲のアイデアを作る

01.ドラム音を自作してオリジナリティを出す
02.2つのドラム・キットを重ねてグル―ヴを強化する
03.曲の背骨となるフレーズを創り出す
04.リズムとフレーズを発展させる
05.声をサンプリングして素材にする
06.歌メロを録音しスライス機能で組み立て直す
07.雰囲気のあるパッドを作成する方法
08.ベース・トラックを加える
09.MIDIエフェクトでループをアドリブっぽく
10.複雑なストリングス・アレンジを構築
11.エフェクトでリズムを発展させる
12.サンプリング素材でフレーズを彩る
13.シーンに比べて曲の流れを作る

 

PCの内蔵マイクで録音した自分の声をSimplerに入れてフレーズを作るテクニックが面白かったです。

「インスト的楽曲を指向していても、声や歌の扱い方を知っていると、より広範囲に聴かれるチャンスができる」という考えが参考になりました。

MIDIエフェクトを巧みに使い、打ち込みに人間味を加えるテクニックも参考になります。

 

アレンジメント・ビューで曲を完成させる

14.アレンジメント・ビューに録音
15.扱いやすいアレンジメント・ビューを作る
16.曲の構成を考える~歌を差し替え
17.オーディオ編集でコーラスを作る
18.リズムをブラッシュアップ
19.シンセを足してトラックを豪華に
20.ミックス用にトラック整理:フリーズとオーディオ化
21.ミックス・ダウンをスタートさせる
22.リズム・パートのミックス
23.キーボードやシンセのミックス
24.最後の要、ヴォーカル&ベースのミックス
25.全体のエフェクトと最終チェック
26.マスター・エフェクトで調整する
27.曲の書き出しとプロジェクトの保存

 

ここから楽曲を完成させていくためのヒントが紹介されていきます。

セッションビューに貯めたアイデアをアレンジメントビューに録音して、更にそれをブラッシュアップしていきます。

ミックスの考え方も参考になります。

 

ライヴ・パフォーマンスの技法

28.ライヴ・パフォーマンスを行う

 

リアルタイムのパフォーマンスに役立つ「Looper」の解説がされています。

liveを使ってライブをやりたい人は必見です。

 

まとめ

ableton liveで電子音楽を作っていて、更にクオリティーを上げたい人にオススメの本です。

また、電子音楽を作っていない人にも面白いTipsが見つかると思います。

この本があれば時間をかなり節約することができます。オススメです。

 

この記事が「Ableton Liveによるトラックメイキング」を買おうか悩んでいる人に参考になれば幸いです。

 

※ableton live初心者の方はこちらがオススメです。レビュー記事書いてます。

 

-Ableton Live10攻略BOOKは初心者マストバイ-

【レビュー】Ableton Live10攻略BOOKは初心者マストバイ
「曲を作る!」と意気込んでDAWを購入したものの、「操作が分からない…」とつまづいていませんか?そんな方には教則本を読むことをオススメします。操作の取得に頭を抱える時間を短縮できます。今回は「Ableton Live10攻略BOOK」という本をご紹介します。

 

それでは。トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@TAKUTO_bassist)でした。

ableton liveに関する記事一覧はこちら。

Youtubeに無料で使えるトラックをアップしています。

 

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