Ableton Meetup Tokyo Vol.28に行ってきた

 

トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@TAKUTO_bassist)です。

昨晩、「Ableton Meetup Tokyo」というイベントに行ってきました。

今日のブログはイベントの中身を少しリポートをしたいと思います。

 

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・エイブルトン? ミートアップ?

「ableton」というのはドイツのベルリンにある会社で、「live」という音楽制作用のソフトを開発しています。

「ミートアップ」は「会合」を意味します。

なのでざっくり言うと、「ableton社のliveというソフトを使っている人達が集まる会」みたいな感じです。

こちらのミートアップはableton社公認かつオーガナイザーの方がしっかりと運営されているので、楽しく勉強が出来る素晴らしい集まりになっています。

勉強と書きましたが堅苦しさは一切無く、かなりオープンなコミュニティです。

 

・開催場所は?

恵比寿駅から歩いて5分ぐらいの所にあるTimeOut Cafe&Dinerです。LIQUIDROOMの2Fです。

三軒茶屋にある「space orbit」でやることもあるので、開催場所はFacebookのイベントページを見ておくと良いです。

違う会場に行ってしまったら悲惨ですからね(笑)

 

・何をするの?

毎回プレゼンターの方が1つのテーマに沿ってプレゼンを行い質疑応答。といった流れで行われています。

登壇者数人でディスカッションをする時もあります。

テーマは、作曲やソフトウェアの使い方等の技術的な話から、音楽家としての精神的の話まで多岐に渡ります。

 

今回は

  1. 「インターネットで簡単作曲〜Lofi HipHopを作る〜」 by Ayako Okamura
  2. 「キックを利用した表現法」 by Go Hiyama
  3. 「AMT1日体験授業」 by 森谷 諭

3つのプレゼンテーションが行われました(敬称略とさせていただきます)。

 

どこまでネタバレして良いのか分からないのですが、少しだけ内容を紹介します。

公式からアーカイブがアップされることもあるのでチェックしてみて下さい。
Youtubeにオフィシャルチャンネルがあります。
liveを使わない方にも制作のヒントになるはずです。

 

1.「インターネットで簡単作曲〜Lofi HipHopを作る〜」by Ayako Okamura

「iPhoneを使ってliveにサンプリングして曲を作ってみよう」という内容でした。

Youtubeから素材を探して(検索するとフリー素材もアップされています)、iPhoneからDAWに録音して曲を作っていく工程を見せてくれました。

 

録音した素材のトランスポーズして音程を変えたりしていましたね。HipHopはピッチを下げると良い感じになること多いみたいです。

また、オーディオエフェクトのFrequenct Shifterを使ってピアノのトラックに揺らぎを加えたり、Vinyl Distortionでレコードノイズを加えたりしてLo-Fi感を演出していました。

 

ドラムにReduxやAutofilterを加えたりもしていましたね。

 

ピアノのループフレーズをsimplerに入れスライスして新しいフレーズを作っていたのですが、同じサンプルからの派生なので楽曲に統一感を出しつつフレーズに変化を加えられるので良いと思いました。早速、真似します(笑)

 

「曲作りの初心者は、最初はサンプルで作って曲作りの練習をしていくのが良い。」というようなことをおっしゃっていたのですが、僕がDTMを始めた時に知りたかったです。

そういう発想が無かったので…

※Youtubeから曲をサンプリングする際は著作権の扱いにご注意ください。

 

2.「キックを利用した表現法」by Go Hiyama

「どうやってキックの音を作るか」ではなく「キックをどう使ってグルーブを構築していくか」という内容でした。

 

キックにEQをインサートして、指定したパラメーターを常に動かしておくことができる「LFO」というエフェクターを使い、1kHz周辺を常にブースト/カットしたものが左右に動くようにマッピングされていました。

 

パラメーターが常に動くことにより表情を付けて、同じキックが鳴り続けないようにするのが目的なようです。

確かに、よーく耳を傾けてキックを聴くと「微妙に音が違う」ことが分かりました。

 

シェイカーをサイドチェインで揺らしたり、ホワイトノイズをサイドチェインで揺らしてオープンハイハットの役割を果たすパートを作ったり、サイドチェインが多用されていたのも印象的でした。

パッド系の音にもサイドチェインを使い、音にウネリが加えられていました。

キックとは違うリズムのサイドチェイン用のトラックを使い、リズムが立体的に絡み合うようなグルーブがとても気持ちよかったです。

 

あと、興味深かったのがCorpusというエフェクトをセンドリターンで使っていた点です。

スネアで使われていたのですが、独特な響きが加えられていたので真似してみようと思います。

 

3.「AMT1日体験授業」by 森谷 諭

「初心者はどうやって曲作りをしたら良いか」という内容でした。

「今できることをやろう」というコンセプトで、初心者にはMIDIもハードルが高いからオーディオのループサンプルを使っての曲作りの紹介の仕方でしたが衝撃的な内容でした。

初心者のお客さんを3人選んで、森谷さんがプレゼンのスピーチをしている間にその3人に順番にループサンプルを選ばせて曲を作らせていたのです(3人はイヤホンをしていました)。

曲作りが行なわれている間のプレゼンは、「色んなループサンプルを聴いて自分の引き出しを作ろう」といった内容で「自分の地図とコンパスを作ることが大切」とおっしゃっていました。

 

また、曲作りの注意点として

1.Bメロを無理して作らない – 本当に必要なのか考える

2.ギターのサンプルを選ばない – ギターのループサンプルは馴染ませるのが難しい

3.同じキーのサンプルを選ぶ – 同じ物を選んでおけば音が外れない←今回のプレゼンの仕掛けで、これだけは森谷さんが予め仕込みをしていたみたいです。

といった点を挙げていました。

 

そうこうしているうちに、ループサンプルを組み合わせた楽曲の骨子が出来上がり、後の展開は森谷さんのお助けが入りましたが、あっという間にカッコイイ曲が完成しました。

質疑応答では「色んなチュートリアル動画があるけど見ているだけでは身につかないから、手を動かして曲を作りましょう」といったアドバイスや、「1つテクニックを覚えたら、そのテクニックを使って1曲作る。但し、テクニックを一度にたくさん詰め込み過ぎるとわけが分からなくなるから気をつけましょう」といった注意点も挙げていました。

 

このプレゼンを見た初心者は「これなら自分にもできそう」と思える内容で素晴らしかったです。

はじめの一歩って大切ですもんね。

 

ループを作れるようになったら同じく森谷諭さんのこの動画が参考になるので良かったら見てみてください。

AMT Vol.12 Archives 「8小節から先の世界」Part 1 by 森谷 諭
AMT Vol.12 Archives 「8小節から先の世界」Part 2 by 森谷 諭

 

・参加を終えて

今回も曲作りに関するヒントをたくさんもらえました。

自分はもう少し呼吸を楽にして曲作りした方が良いのかな?と思いました。

鼻息を荒くし過ぎかもしれません。

あとは、友達でDTMを始めたい人がいたら、今回のAyako Okamuraさんや森谷諭さんのプレゼンをそのまま友達にしてみようと思います(笑)

ableton liveを使っている方はもちろんの事、会によってはliveを使ってない人でも楽しめると思うので、是非足を運んでみて下さい。liveを欲しくなるに違いありません!

 

Ableton Meetup Tokyoのイベントページはこちら

公式Webサイトもオープンしたようです。

 

それでは。トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@TAKUTO_bassist)でした。

ableton liveに関する記事一覧はこちら。

Youtubeに無料で使えるトラックをアップしています。

 

 

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