トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@takutobeatz)です。
今回は、Ableton Liveのトラックに関わるショートカットを7個紹介します。
制作スピードを上げるためには、ショートカットを覚えるのが必須です。
インスピレーションを逃さないためにも0.1秒でも作業スピードを上げましょう。
という事で、早速紹介していきたいと思います。
1.グリッドを狭める
「Cmd + 1」
トップ画面のセッションビュー。ドラムトラックを立ち上げた状態です。
クリップを挿入するためにセルをダブルクリック。
グリッド内のどこかをクリックして、水色の線が表示されているのを確認。
この線が無いとグリッド関係のショートカットコマンドが効かないので気をつけて下さい。
Cmd + 1を押すとグリッドの幅が狭くなります。1/16→1/32になります。
2.グリッドを広げる
「Cmd + 2」
先ほどのグリッド幅が1/32になっている状態。
Cmd + 2押すと、グリッド幅が広くなり1/32→1/16になります。
更にCmd + 2押すと、グリッド幅がまた広くなり1/16→1/8になります。
3.3連符グリッド
「Cmd + 3」
先ほどのグリッド幅が1/8になっている状態。
Cmd + 3を押すと3連符のグリッドになり、1/8Tという表示になります。
4.グリッドに吸着
「Cmd + 4」
Cmd + 4を押すと、グリッドをOFFにする事が出来ます。
これにより、音の配置をかなり細かく調整する事が出来ます。
例えば、ビートを組む時に「スネアをほんの少しだけズラしたい」といった場面で有効なショートカットです。
5.固定グリッド/ズーム倍率に応じたグリッド
「Cmd + 5」
最初の1/16の状態。
Cmd + 5を押すと、かなり細かくなります。
その時にどれくらいズームしているかによって、細かさが変わるようです。
クリップを2小節の表示までズームしてCmd + 5を押すと、先ほどよりも細かくなります。
6.ドラッグ中のスナップ動作を一時的に無効にする
「Cmd」
打ち込んだMIDIの移動はグリッドをOFFにしない限り、基本的にはグリッドに沿ってしか移動させる事が出来ません。
上のMIDIを移動させようとすると、マスに沿ってピッタリと移動します。
ですが、MIDIをドラッグしている時にCmdを押すと、押している間だけグリッドを無視する事が出来ます。
状況に応じてCmd + 4と使い分ければ、打ち込みのスピードが上がります。
7.ドローモードに切り替える
「B」
Bを押すと、右上にある鉛筆マークが光り、マウスのカーソルが鉛筆マークに変身します。
これをドローモードと言います。
(画面のキャプチャーの都合でマウスのカーソルが表示されていませんが、通常は表示されます。)
ドローモードにする事により、MIDIを打ち込む時にダブルクリックをしないで済みます。
1回クリックをすれば、該当箇所にMIDIが打ち込まれ、もう1回同じ箇所をクリックすれば打ち込んだMIDIが消えます。
よりスピーディーに制作できますね。
・まとめ
1.「Cmd + 1」– グリッドを狭める
2.「Cmd + 2」– グリッドを広げる
3.「Cmd + 3」– 3連符グリッド
4.「Cmd + 4」– グリッドに吸着
5.「Cmd + 5」– 固定グリッド/ズーム倍率に応じたグリッド
6.「Cmd」– ドラッグ中のスナップ動作を一時的に無効にする
7.「B」– ドローモードに切り替える
一気に覚えるのは大変だと思うので、少しずつ使って覚えていきましょう。
暗記するというより、身体に覚えさせるイメージで手を実際に動かす事が大切です。
それでは。トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@takutobeatz)でした。
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