トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@takutobeatz)です。
今回は、Ableton Liveのセッションビューに関わるショートカットを7個紹介します。
ableton live最大の特徴であるセッションビューにも、更に制作スピードを上げるためのショートカットコマンドがあります。
インスピレーションを逃さないためにも0.1秒でも作業スピードを上げる事が大切です。
という事で、早速紹介していきたいと思います
1.選択したクリップの再生
「Enter」
トップ画面のセッションビュー。一番左のDrumトラックが選択されている状態です。
再生させたいクリップを選択。
Enterを押すと再生。
また、矢印キーで別のクリップを選択する事が出来ます。
→で隣のBassのクリップを選択した状態。
Enterを押してBassのクリップを再生
マウスを使って選択・再生も出来ますが、コンピューターキーボードでの操作も覚えておくと便利です。
2.クリップをコピー
「Alt + ドラッグ」
「Cmd + C」、「Cmd + V」でも良いのですが、もっと簡単にコピー出来ます。
コピーしたいクリップを選択。
Altを押しながらコピーしたい場所にドラッグすると簡単にコピー出来ます。
3.MIDIクリップを挿入
「Cmd + shift + M」
MIDIクリップを挿入したい場所を選択。
「Cmd + shift + M」を押すと新しいMIDIクリップを挿入出来ます。
マウスをダブルクリックする事でも挿入出来ますが、コンピューターキーボードでの操作も覚えておくと便利です。
4.シーンを挿入
「Cmd + I」
先ほどのMIDIクリップを挿入した画面。
「Cmd + I」を押すと新しいシーン(横列)を挿入出来ます。画面の右側を見ると「9」というシーンが挿入されているのが分かります。
5.キャプチャーしたシーンを挿入
「Cmd + shift + I」
「キャプチャーしたシーン挿入する」とは、例えば「DrumとBassだけのクリップがあるシーンを作りたい」という時に有効なコマンドになります。
今回の例だとDrumとBassを選択して「Cmd + shift + I」を押すと選択したDrumとBassだけのクリップがあるシーンを挿入することが出来ます。右側の「10」というシーンがそうです。
6.複数のクリップをコピー
2番目に紹介したクリップをコピーするコマンドは複数のクリップにも有効です。
例えばDrumとPadの2つのクリップをコピーしたい場合。
まずDrumのクリップを選択。
「Cmd」を押しながらPadのクリップを選択。
Altを押しながらコピーしたい場所にドラッグすると複数のクリップを一度にコピー出来ます。
3番目のシーンにコピーされているのがそうです。
7.選択したクリップを無効化/有効化
「0(ゼロ)」
「このクリップ要るかな?」といった時にクリップを消すという選択肢もありますが、「やっぱり消さなきゃ良かった!!」という事もあるかと思うので、そういう時は「0(ゼロ)」を押しクリップを無効化するのがオススメです。
不要なクリップを選択。「Pad」の一番下のクリップを選択しています。
「0(ゼロ)」を押すとクリップが無効化。
やっぱり必要な時はまた「0(ゼロ)」を押せばすぐに復活します。
・まとめ
1.「Enter」 – 選択したクリップの再生
2.「Alt + ドラッグ」 – クリップをコピー
3.「Cmd + shift + M」 – MIDIクリップを挿入
4.「Cmd + I」 – シーンを挿入
5.「Cmd + shift + I」 – キャプチャーしたシーンを挿入
6.「Cmd」+「Alt + ドラッグ」 – 複数のクリップをコピー
7.「0(ゼロ)」 – 選択したクリップの無効化/有効化
一気に覚えるのは大変だと思うので、少しずつ使って覚えていきましょう。
暗記するというより、身体に覚えさせるイメージで手を実際に動かす事が大切です。
それでは。トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@takutobeatz)でした。
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