トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@takutobeatz)です。
今回は、ableton liveの使い方で「エコーで作るテープストップ」というテクニックをご紹介します。
エコーでも簡単にテープストップサウンドを作ることができます。
「カセットテープ系のプラグインを持っていないけど、テープストップのエフェクトを使いたい」という人にオススメのテクニックです。
【Ableton Liveの使い方】エコーで作るテープストップ
エコーを使ってテープストップサウンドを作りました。
テープストップ有りVer.
テープストップ無しVer.
テープ系のプラグインを持っていなくても、エコーを使うことでテープストップサウンドを作れます。
では早速、やり方をご紹介します。
エコーの設定
マスタートラックに「Echo」をインサートします。
このままではエコーまみれになってしまうので、「Dry/Wet」を「0%」にします。
「Feedback」も「0%」にします。
「Sync」を「Time」にします。
最後にディレイタイムを「1.00ms」にします。これで準備完了です。
オートメーションを書く
エコーの設定が完了したらオートメーションを書いて、動作の調整をします。
まずは、エフェクトを掛けたい場所の「Dry/Wet」を「100%」にします。
次に、ディレイタイムを長くしていきます。とりあえず「700ms」にしてみます。
そうするとこんな感じになります。
これだけでもカッコイイですが、設定を変えることでヴァリエーションを生み出すことができます。
ディレイタイムで深さとスピード
ディレイタイムを変えると、テープストップの深さやスピードが変わります。
最長の「2.50s」にするとこんな感じです。
短めの「200ms」にしてみるとこうなります。
ディレイタイムは長めの方が分かりやすい効果が出ますね。
あと、ディレイタイムを逆の方向にすると違ったサウンドになります。
「700ms」から「1.00ms」になるようにしてみます。
フィードバックでエグみ
「Feedback」を上げると、フランジャーが掛かったようなエグみが出ます。
「50%」にするとこんな感じです。
「100%」にするとこうなります。
上げ過ぎると「ピー!」と発信するような音が出るので、ほどほどが使いやすそうですね。
まとめ
「エコーで作るテープストップ」をご紹介しました。
テープストップ有りVer.
テープストップ無しVer.
「カセットテープ系のプラグインを持っていないけど、テープストップのエフェクトを使いたい」という人にオススメのテクニックです。
楽曲に展開をつけるのにも有効だと思います。
簡単にできるので、是非試してみてください。
この記事がAbleton liveの使い方として参考になれば幸いです。
それでは。トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@takutobeatz)でした。
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