トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@takutobeatz)です。
「曲を作る!」と意気込んでDAWを購入したものの、「操作が分からない…」とつまづいていませんか?
そんな方には教則本を読むことをオススメします。
操作の習得に頭を抱える時間を短縮できます。
今回は「Ableton Live10攻略BOOK」という本をご紹介します。
Ableton Live10攻略BOOK
Ableton Liveを買ってすぐの人にオススメの本です。
独学で何となく使ってる人にも知らなかったTipsが見つかると思います。
どういった内容が書かれているのか紹介していきます。
イントロダクション
▼DTM/DAWの基礎知識
▼Ableton Liveの特徴
▼Ableton Liveのインターフェイス
▼オーディオ/MIDI
▼ブラウザ
▼Warp(ワープ)
▼クリップビュー/オートメーション
▼デバイスの種類
▼デュアルモニター/Ableton Push2
▼環境設定
この章では「全体像」について書かれています。
Liveの画面を開くとこんな感じの画面だと思うんですけど…
僕は初めてLiveの画面を開いた時に「なんじゃこりゃ…」と唖然としました。
見知らぬ土地でいきなり1人にされた気分です(笑)
ですが、この本があれば安心です。
Liveにはどういった特徴があるのか、画面にあるボタンがそれぞれ何を意味しているのか、分かりやすく説明してくれています。
あなたの地図となりLiveを使えるように導いてくれるに違いありません。
まずはここで全体像を把握しましょう。
1.チュートリアルで覚えるLiveの基本操作
▼MIDIのステップ入力
▼MIDIのリアルタイム・レコーディング
▼オーディオ録音
▼ワープコントロール
▼オートメーション
▼Liveセットの管理
▼インストゥルメントを知ろう
この章では「Liveにどうやって録音していくか」が説明されています。
機材の接続の仕方や、レコーディングのテクニックなんかも知ることができます。
また、Liveの目玉機能である「Warp」についても解説されています。
2.Liveを使いこなすためのTips
▼MIDIマッピング(リモートコントロール)の活用
▼ドラムループを好みのパターンに変更する
▼タイミングがズレているオーディオクリップをクオンタイズする
▼エンベロープボックスでのオーディオ編集
▼リバースを活用してドラム素材をグリッチ系パーカッションに変身させる
▼アルペジエーターを使いこなす
▼MIDIエフェクトでコードパートを表現するアイデア
▼Simplerを知ろう
▼サウンドの可能性が劇的に広がるラック[Rack]を理解しよう
▼手軽でユニークなワンショットドラムサンプラー[Impulse]
▼ルーティングの基礎知識
▼曲中でのテンポチェンジと拍子変更
▼Liveのちょっとした便利機能
Liveを楽器の様にコントロールする技や、フレーズを編集するためのテクニックが紹介されています。
より踏み込んだ解説になっていて、この章を読めばかなり使えるようになります。
参考音源がダウンロードできるので分かりやすいです。
ソフト内での音の信号の流れ方も解説されていてバッチリです。
3.セッションビューの活用
▼セッションビューの構造
Liveにはセッションビューという概念があります。
簡単に言うと「バンドセッション」的なことが一人で行えてしまう機能です。
Liveを使うのがより楽しくなる機能なのですが、若干とっつきにくい所もあるかもしれません。
ですが、この章を読めば問題ありません。
1人で楽しくセッションが出来ちゃいます。楽しさのあまり時間が溶けて無くなります(笑)
4.応用編
▼グループトラック
▼EDMの定番! サイドチェインコンプレッサーの3種類の使い方
▼キックのサウンドメイキング
▼Operatorでドラムパートを作る
▼ドラムのオーディオ素材をMIDI化して別音色で鳴らす
▼SimplerのDecayでハイハットに生ドラム並のダイナミクスを与える方法
▼マクロでサンプルを切り替えながら自分好みのドラムセットを作る
▼Vocoderの定番! シンギング・シンセ
▼古典的オーディオ編集テクニックでヴォーカルを切り刻んで加工する方法
▼ハーモニーのオーディオ素材をMIDI化して新たなループに組み替える
▼ハーモニー検出機能でジャジーなコードを採り入れる
▼特定のモード内でベースラインとコードを自動演奏させる方法
▼Simplerとアルペジエーターでアドリブを自動演奏させる
▼定番のグリッチとアヴァンギャルドなグリッチ
▼Looperを使ったパフォーマンス
▼Reverbのフリーズ機能で持続音(ドローン)を作る方法
主に「サウンドメイキング」に関するTipsが紹介されています。
参考音源がダウンロードできるので、効果が理解しやすくなっています。
Liveを使ったトラックメイキングのスキルアップ間違いなしです。
5.ミックスをワンランクアップさせるためのTips
▼オーディオエフェクトの基礎知識
▼実例で覚えるミックスのテクニック
(ミックスレッスン1Liveで作るロック・ミュージック)▼実例で覚えるミックスのテクニック
(ミックスレッスン2Liveで作るエレクトロニック・ミュージック)▼センド/リターンの活用
▼マスタートラックでのエフェクト処理
Liveを使ったミックスに関するTipsが解説されています。
Live付属のエフェクトが紹介されていて、コンプレッサーやイコライザーの使い方も載っています。
参考音源がダウンロードできるので、進めやすいと思います。
6.Ableton Push2の魅力
▼Liveを楽器に変えるAbleton Push2
Push2というLive専用のコントローラーがありまして、それについての解説が載っています。
Push2を使うと楽器が弾けない人でも曲作りのハードルがグッと下がります。
また使いこなせればPCの画面を見ないでソフトを操作することができるので、没入感が半端ないです。
まとめ
この本は「全体像」→「打ち込みやレコーディング」→「サウンドメイキング」という順番でAbleton Liveに関することが解説されているので、Ableton Liveを買ってすぐの人にオススメです。
独学で何となく使ってる人にも知らなかったTipsが見つかると思います。
私がLiveを使い始めた時はこういった本が無く、使えるようになるまでかなりの時間を消費しました。
この本があれば時間をかなり節約することができます。オススメです。
この記事が「Ableton Live10攻略BOOK」を買おうか悩んでいる人に参考になれば幸いです。
それでは。トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@takutobeatz)でした。
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