トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@takutobeatz)です。
先日、フレットレスベースをどれにしようか悩んでいる記事を書きました。
-フレットレスベースをどれにするか悩み中-

悩みに悩んだ末に、ついに購入しました!
今回の記事は購入したフレットレスベースの紹介をしたいと思います。
バッカスのフレットレスベースを購入
BacchusのWL-434 FLというモデルを購入しました。グローバルシリーズのうちの一つです。
上位機種ハンドメイドシリーズ「WOODLINE」の演奏性を継承したコストパフォーマンスモデル。WOODLINEと同様にターボスイッチを搭載し、パッシブベースらしからぬ幅広いサウンドメイクが可能です。
このモデルの一番の特徴はフレットレス仕様にあります。
通常フレットが打ち込まれるポジションにはメイプルラインのガイドがついておりますので、初めてフレットレスベースを手に取る方でも音程がとりやすくなっております。
またカラーバリエーションも5色と豊富です。また指板はオイルフィニッシュで仕上げているためスムーズなフィンガリングが可能です。
デフォルトではラウンドワウンド弦を張っていますが、フラットワウンド弦もお勧めです。
オイルフィニッシュの木目カラーが欲しかったのですが売り切れていました(笑)
でも、ラッカー塗装の3TSも実物を見たら素敵だったので、3TSにしました。
マホガニーボディーの3TSって、アルダーとはまた違った趣でカッコ良いです。
購入の決め手
・オーソドックスなジャズベシェイプでヘッドがカッコイイ。
・アルダーとは違うマホガニーのジャズベサウンド。
・クオリティーが高いけどコスパが良い。
の3点が購入の決め手でした。
最初はあまりピンときませんでしたが、色々と試奏させてもらって巡り巡って「このベース、やっぱり良いじゃん!」って感じでたどり着きました。
黒のヘッドがかっこいい
ヘッドのデザインも良いです。
ベースのデザインで一番大切なのって「ヘッド」だと思います。
他がカッコよくても、ヘッドが好みじゃないとカッコ良く見えないです。
Bacchusのロゴも良いですよね。
マホガニーらしいウォームなサウンド
やはり、アルダーのフレットレスとは違ったサウンドです。
アルダーの「ミドルがギュッとしたレンジ感」が、より低域に移動したイメージですかね。
ウォームで優しい音がします。ボトム感もあって良いです。
バッカスのお家芸ターボスイッチ
トーンノブの「プッシュ/プル」でピックアップの配線を切り替えることができます。
「プッシュ」だと「パラレル接続」になり、これは一般的なジャズベースの配線になります。
「プル」だと「シリーズ接続」になり、「パラレル接続」よりもパワフルなサウンドになります。
パッシヴのベースでも、幅広い音作りができるのは嬉しいですね。
グローバルシリーズのコスパの良さ
バッカスのグローバルシリーズは、フィリピンの工場で生産されているコストパフォーマンスモデルとなっています。
「アジア産の楽器」というと「クオリティーが…」と言ったネガティブな意見を聞いたことがありますが、こちらの工場は日本から派遣されたマスタービルダーによる指導の元、最上位ラインのハンドメイドシリーズと同様の製作工程で生産されています。
実際手に取ってみると分かりますが、細かい部分までしっかりと作られています。
購入した楽器店
横浜駅の近くにある「Geel In Box」というお店で購入しました。
ベースをメインに扱っているお店で(ギターもあります)、店長の嵯峨さんの知識は半端じゃないです。機材のことを質問すると的確な答えを返してくれます。
またリペア技術も高く、僕は昔からベースの調整等でお世話になっていて、とても信頼しています。
朗らかな人柄も素敵です。
Youtubeも面白いので是非見てみてください。
指板コーティングを依頼
購入してすぐに上記のGeek In Boxさんで「指板のエポキシ樹脂コーティング」を依頼しました。
「弦が指板にあたり削れるのを防ぐための保護」が一番の目的です。
また、コーティングすると「音が硬質になる」という情報を得ていたので、「マホガニーのウォームなサウンド」と「エポキシの硬質なサウンド」を組み合わせる目論見もありました。
結果、大正解でした。メチャクチャ良いです。
マホガニーのジャズベフレットレスとコーティングの相性抜群です。
リペアマンからもお墨付き。
Bacchus WL434FLのコーティングカスタム、2本目完了。
マホボディのJBとフレットレスコーティング、めちゃめちゃ相性良いです。 pic.twitter.com/vE0BZvqPNP
— Geek IN Box (@Geek_IN_Box) December 6, 2019
弾きやすい!音良い!
マホボディのJBFLにコーティングめっちゃ相性いいかも、、、バッカスさん一緒にやりませんか、、、 pic.twitter.com/v9chvUw9cz
— 嵯峨 駿介 @ ベース屋さん (@SAxGA) December 4, 2019
コーティング詳細はこちら。
トータルの費用
ベース本体定価が「約70,000円」だったのですが、たまたまアウトレットモデルが出ていて「約30,000円」でした。安過ぎです…
デジマートを見るとまだ在庫がある楽器店があるので、気になる方はお早めに。
指板のコーティングが「約25,000円」だったので、合計で「約55,000円」でした。
コーティング有りのフレットレスベースがこの値段で買えたのはラッキーでした。
バッカスだから品質も安心です。
まとめ
バッカスのグローバルシリーズはコスパが高く、フレットレスベースを始めてみたい人には良いモデルだと思います。
ただ、新陳代謝が早いモデルや限定モデルもあるので、「生産完了」なんてこともありえるかもしれません…(ほとんどの楽器がそうだとは思いますが)。
煽るわけではありませんが、「安くて良いモデルが欲しい!」という方は早めにゲットしておくことをオススメします。
もっと安くフレットレスベースを手に取ってみたい方は、こちらのモデルも見てみてください。
この記事がバッカスのフレットレスベースの購入を検討している方の参考になれば幸いです。
それでは。
それでは。トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@takutobeatz)でした。
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Youtubeに無料で使えるトラックをアップしています。
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