トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@takutobeatz)です。
ベース初心者の悩みのうちの一つに「ベースを買った時に付いてきたシールドが壊れて音が出なくなってしまったんだけど、次にどれを買えば良いか分からない」といったものがあると思います。
付属のシールドはチープな物が多いですからね…あくまでオマケなので。
今回の記事は、そんな悩みを解消すべく「まずはこれを買っておけば間違いないシールド」をご紹介します。
ベース初心者がシールドをどれにするか悩んだらまずはカナレが良い
ずばり「CANARE」のシールドを買っておけば間違いなしです。読み方は「カナレ」です。
「CANARE」は放送用のケーブルやコネクタを製造する日本の由緒あるメーカーで、私が学生時代に所属していた音楽サークルでも大人気のメーカーでした。
「困ったらカナレを買えば間違い無い」と先輩から教わったぐらいです。
後輩に相談されたら「困ったらカナレを買えば間違い無い」と、そのまんま答えていました(笑)
では、これからカナレのシールドのレビューしていきたいと思います。
安い
まず「安い」のが良いです。他メーカーよりも断然に安いです。
例えば、ベーシスト定番のシールドに「Belden 8412」というものがありますが、これは「3mで3,916円」します。
比べて「CANARE」は「3mで1,375円」です。めちゃくちゃ安いです。約1/3ですよ。
これは学生にも優しいお値段だと思います。
※サウンドハウスでの価格比較です。
頑丈
「安いからすぐに壊れるんじゃね?」と思うかもしれませんが、CANAREは放送用の業務製品を製造している会社です。
放送中に「ケーブルにトラブルがあって音が出ません」となっては困りますよね。
そんな厳しい世界でも耐えうる品質と性能はまさにプロ仕様なのです。
僕は今まで購入したカナレ製のシールドは、一度も断線などのトラブルがあったことがありません。
「ガリ」すら出たことがないので、本当にしっかりと作られていることが分かります。
※「ガリ」とは、「ガリガリ」「ザザザ」といったノイズのことを指します。
音も良い
安いですが、音も良いんですよ。
良い意味でレンジが広すぎない落ち着いた印象です。中域が綺麗に出ます。
慣れ親しんだ母の味のような安心感があります。
まずはこれを自分の基準として、ゆくゆくは他のシールドを試してみたりすると違いが分かりやすいかと思います。
柔らかい
ケーブルが柔らかいのでステージ上でのケーブルさばきがしやすいのも良いです。
硬いケーブルを使うとステージ上で絡まったりしてしまって大変なことになったりもしますが、カナレのシールドは「スッ」と元に戻せます。
この取り回しの良さも業務で使うことを想定しているのかもしれませんね。
良いのに意外と楽器屋に無い
最大の欠点が、意外と楽器屋に置かれていないことです。なぜ?
こんなに良いのに…
しかも店舗規模が余り関係ない印象なんですよね。
大きい楽器屋なのに無かったり、小さい店舗なのに有ったりとまちまちです。
ですが、楽器屋に無かったら「サウンドハウス」で注文すればOKです。
早いと翌日に届きます。
まとめ
CANAREのシールドは、意外と楽器屋に置かれていなかったりもしますが、「安い」「頑丈」「音が良い」という3拍子を兼ね備えています。
ケーブルが柔らかいので、ステージ上でこんがらがってもすぐに戻せます。
コスパ最強のシールドだと思います。
カラバリも豊富です。
この記事がどのシールドを購入しようか検討している方の参考になれば幸いです。
それでは。トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@takutobeatz)でした。
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