トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@takutobeatz)です。
僕はエフェクターが好きです。
足元に機会が並んでいるとナゼかテンションが上がりますし、他の人のエフェクターボードを見るのも好きです。
演奏するのも楽しいですが、音作りの時間も楽しいです。
エフェクターは概ね「コンパクトエフェクター」と「マルチエフェクター」の2種類に分類されますが、本日は「ベース初心者とマルチフェクター」について記事にしました。
※これから買おうかな?と悩んでいる方向けの記事になります。
・ベース初心者がなんとなくマルチエフェクターを買うのはオススメしない
たまに「ベース初心者が最初にエフェクターを買うならマルチエフェクターが良い」と聞きます。
それも一理ありますし真っ向から反対する気はないですが、僕は必要に応じてコンパクトエフェクターから買ったほうが良いんじゃない?派です。
以下、理由について解説していきます。
・オススメしない理由
1.使える音の数が多すぎる。
2.操作がちょっと難しい。
というのが理由になります。
以下、もう少し深掘りしていきます。
・使える音の数が多すぎる
例えば、最近発売されたZOOM B1 FOURというマルチエフェクター。
(製品そのものの批判ではありませんし、僕はZOOMを昔からずっと愛用しています)
何と「70種類以上」の音が使えます。メチャ便利なのは分かります。
これがあればエフェクトで困ることはほぼないです。
が、音の数が多すぎて初心者には「?」だと思うんですよね。
どういう音があるのかが知れるのは良い点ではありますが、多すぎて把握したり理解するまでに時間がかかってしまいます。
・操作がちょっと難しい
マルチエフェクターは便利な反面、操作がちょっと難しいです。
操作するパラメーターが多いエフェクトだと一つの画面で操作が完結しなかったり、コンパクトエフェクターに比べると感覚的に操作ができません。
また、自由度が高いゆえにエフェクト以外にも操作するパラメーターが多いです。
覚えるのには少しコツがいります。
その点、コンパクトエフェクターは基本的には表にあるツマミだけで音作りが完結します。
・コスパが良いのはメリット
「マルチエフェクターは1台で色んな音が出せてコスパが良い」と言われます。
確かに、コンパクトエフェクターをたくさん買うよりは経済的です。
そこはマルチエフェクターが圧倒的に有利です。
ですが、初心者がいきなり「膨大な音の図書館」に遭遇してもワケ分かんないと思うんですよ。
それよりも簡単に扱えるコンパクトを1台とか2台使ってみて、それが使えるようになってきて「もっとたくさんの音が欲しい!」と思ってきたらマルチを買うという流れが僕はオススメです。
コンパクトを1,2台使えるようになっていれば、なんとなく操作のコツが分かってきているようになっているはずなので、いきなりマルチを買った時よりもテンパりは少なくなります。
エフェクターは売ることができるので、マルチ1台で完結できれば、コンパクトを売れば資金的な面でも障壁にはなりにくいと思います。
・とにかく音を知りたいのなら有り
逆に「とにかく、どんなエフェクト音があるのか知りたい」という好奇心がある方は、買っても良いかなと思います。
そういう好奇心が先行していれば、割とすぐに使えるようになるはずです。
・まとめ
1.使える音の数が多すぎる。
2.操作がちょっと難しい。
というのが理由で、ベース初心者がなんとなくマルチエフェクターを買うのはオススメしていなくて、必要に応じてコンパクトエフェクターを買ったほうが良いと思っています。
が、コスパ重視 or エフェクターをたくさん知りたいという方はいきなりマルチエフェクターを買うのも有りです。
自分はどちらが良いか考えてみて下さい。
また、楽器屋さんに行って両方とも試させてもらうのも良いと思います。
この記事がマルチエフェクターを買おうか悩んでいる方にとって参考になれば幸いです。
それでは。トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@takutobeatz)でした。
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