ベース講師/トラックメイカーのTAKUTO(@takutobeatz)です。
音楽制作をしている部屋の「音の反射」が気になるようになってきました。
なんだか「音にまとまりが無い」ような気がするのです。音が散らかっているイメージ。
モニタースピーカーはIK MultimediaのiLoud MTMを使っています。
渋谷にある「ロックオンカンパニー」というお店で試聴して購入したのですが、お店で聴いた時と家で聴いた時との感動に少し差があるように感じていました。
スピーカーのポテンシャルを発揮できていないような…
ロックオンカンパニーの試聴ルームはレコーディングスタジオのように「防音・吸音」が施されているので、自分の部屋も「吸音」するだけでも変わるのではないか?と考えたので方法を調べてみました。
・吸音材を壁に貼る
「ウレタン素材の吸音材」を壁に貼るのがスタンダードなようでした。
SONEXというメーカーが定番のようです。
どうやって壁に貼るんだろう?と調べてみたらこんな記事を見つけました。

「ブチルテープ」と「マスキングテープ」を使うと良いようです。
「これにするか!」と思ったのですが、「壁に何枚も貼るの大変そう…」と怖気ついてしまいました(笑)
なので、他の方法を探しました。
・スタンド式の吸音材を買う
そこで見つけたのが、「スタンド式の吸音材」です。
「auralex」というメーカーから販売されています。
こちらもSONEXと同じく定番メーカーのようです。
置くだけで良いので超簡単ですが、ちょっとお値段がするのと、スタンドが嵩張りそうなのが気になるところです…
あと吸音材だけで販売されていないので(スタンドとセットで販売されている)、ウレタンが劣化して寿命がきた時にどうすんだよ…という感じなのでパス。
予算があって手軽に置きたい人には良い選択肢だと思います。
Youtuberのヒカキンさんのレビューが参考になります。
・吸音パネルを使う
設置が楽でコスパが良いのはないか探し続けると、PRIMACOUSTICというメーカーから「吸音パネル」が販売されているのを発見しました。

これには以下のような「専用の金具」が付属していてます。
金具を壁に貼り、パネルを金具に引っ掛けるようにして設置する仕組みです。
この金具と「突っ張り棚」を組み合わせれば、壁に直接貼らずに設置できるのでは?と思いつきました。
コストはスタンド式の物に比べて掛からないですし、引越しの際は突っ張り棚を外せば良いだけなので楽チンそうです。
が、一つの懸念点が浮上。
それは「掃除が大変そう」だということです。
経験上、「網状」の物はホコリが溜まった時の掃除が非常に面倒に感じます。
どんだけ軟弱なんだよ(笑)と思われるかもしれませんが、できるだけ楽したいので違う方法を探します。
・グラスウールボードを使う
リサーチを続けていると以下のような記事を発見しました。
「グラスウールボード」が超コスパが良いそうです。
グラスウールボードはガラス繊維を綿状にして固めて吸音ボードで、レコーディングスタジオでも使われている吸音素材だそうです。
これなら壁に立てかけるだけで良いですし(もちろん貼ることもできます)、ガラス繊維の飛び散りさえ気をつければ掃除も簡単そうです。
吸音性能も高いらしく、何だかこれが良さそうな気がしています。
・新聞紙を使う
ちょっと番外編的な感じかもしれませんが、吸音材が無い場合は「新聞紙」でも代用できるようです。

・まとめ
リサーチをしてみると色々な方法があることが分かりました。
・吸音材を壁に貼る
・スタンド式の吸音材を使う
・吸音パネルを使う
・グラスウールボードを使う
・新聞紙を使う
業者に頼んで施工してもらったり、防音物件など音楽をやる前提の部屋に住めればベストなのかもしれませんが、なかなかそうにも行きませんよね。
自分なりに工夫して環境の改善をしていければと思っています。
この記事がDTMにおける「吸音」について参考になれば幸いです。
※追記 グラスウールボードを導入してみました。メチャ良いです。

それでは。ベース講師/トラックメイカーのTAKUTO(@takutobeatz)でした。
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