トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@takutobeatz)です。
以前にDTMデスクを探している記事を書きました。

悩みに悩んだ末、第一候補だったIKEAのBEKANTというシリーズの机を購入しました。

他にも色々とリサーチをしたり塾考したので決めるまで時間が掛かりましたが、レビューしたいと思います。
・BEKANTにした決め手
奥行きが80cm
これが一番の決め手でした。
DTMをやっている方なら共感してくれる方がいると思うのですが、多くの机の奥行き60cmって物足りないと思いませんか?
僕はabletonのpush2という大型なMIDIコントローラーを使っているのですが、PCとそれを置くだけでもうカツカツでした(以前は90cm×60cmの机を使っていました)。
スペースの都合上、BluetoothのPC用キーボードを机の左側に設置していたのですが、それが使いにくくてもう…
PCキーボードを操作する度に、上半身を少し左に捻る必要があったのですが、それが結構なダメージを身体に与えていました。
最大荷重が100 kg
そんなにたくさん機材を乗せる訳ではありませんが、最大荷重100 kgは安心感があります。
シンプル
足元に余計な物がないのも良いです。
強度確保のために鉄筋がクロスしてる物とかがありますが、そういうのって足を伸ばした時に当たってしまう事があり気になってしまいます。
BEKANTはそういうのが無いので気に入っています。
保証期間が長い
10年の品質保証が付いています。
これは製品の屈強さへの自信の表れではないでしょうか。
・料金
僕は120cm×80cmのサイズを購入したのですが、¥17,990です。
140cm×60cmだと¥19,990で、160cm×80cmだと¥24,990です。
ちなみに送料が¥3,000で、+で¥990のサービス料金がかかり、商品を配送してもらうのに¥3,990かかりました。
・電動昇降式にはしなかった
以前にスタンディングデスクにしようか悩んでいる記事を書きました。

要はずっと同じ姿勢でいるのが良く無いのでスタンディングにする必要は無いと結論を出しました。
意識的に立ったりして休憩をすれば問題ないかと。
「踊りながら制作したい」は、何だか冷静さを欠いてしまいそうなので却下しました。
ノレる音楽は座っていてもノレます。
あと、ディスプレイの高さが合うのかが不安でした。僕は背が高いので首が下向きになって疲れそうだなと思いました。
ディスプレイを目線に合わせたら、今度は腕の位置が窮屈になってしまうのでは無いか?という懸念もありました。
対荷重100kgとはいえ機材を乗せた状態での昇降には若干の不安も。
¥ 69,990という値段に気軽に試せない戸惑いも…
・開封の儀
土台。13.66kgあります。頑丈がゆえに重いです…
天板。10.29kgあります。これも頑丈がゆえに重いです…
※サイズをiPhone5Sと比較
土台の方を開封。こんな感じになっています。
部品確認は必須です。いくつか予備のパーツがあります。
・組み立て方
簡単な説明書が付いてしますが、写真付きで組み立てを順に解説します。
まずは足を組み立てます。必要な部品はこちら。
※写真ブレごめんなさい…
付属の六角ネジとレンチを使い接合します。
これを2セット作ります。
次に天板と土台をくっ付ける部品が登場します。
付属の六角ネジとレンチを使い接合します。
梱包のダンボールを下に敷くと作業がしやすいです。
くっ付けるとこんな感じになります。
これをもう片方もやります。
この時に注意なのですが、足の途中に丸い出っ張りがあります。これはデスクの高さを調節する機構なので、これの向きを揃えて組み立てないと、後で高さ調整をする時に面倒なことになります。
僕は最後まで組み立てた後に気づいて絶望しました(笑)
組み立て直す気力が無かったので、面倒な思いをしつつ高さ調整をしました。
次に天板の登場。
外側の穴に天板を合わせます。
お次にこちらの部品達を用意します。
まずはこっちを入れます。
お次にこちらを指します。
上からトンカチでカンカン。これを6ヶ所やります。
※トンカチがないと無理だと思います。
お次に網が登場。これはテーブルタップ収納用の網ですが、僕は今のところ使用していません。
さっきと同じようにまずはこっちを入れます。
こちらも同様です。
トンカチは必須です。これも6ヶ所やります。
※結構な音が出るので夜中には組み立てない方が良いです。
無事に完成。真っ黒でカッコイイ。
白色や木目などのカラーバリエーションもあります。
機材を置いたらこんな感じになりました。
スペースにだいぶ余裕がありますね。小さいシンセならもう1台置けそう。
MIDIキーボードをデスク下に上手く収納できればベストですが、それは後ほど改善していこうと思います。
・注意点
かなり重い
男でも一人では組み立てが結構キツかったです。冬でも汗をかきました。
女性の場合は誰かに手伝ってもらうのをオススメします。
トンカチ必須
プラスチックのビスを打ち込む時に、トンカチがないと無理だと思います。
素手では間違いなく怪我をします。
IKEAの配送エリア
オンラインストアはオンライン専用の在庫や倉庫等があるわけでは無く、店舗ごとの在庫から各商品を発送をしていて、お店によって配送エリアが異なります。
エリア外でも配送はしてくれるようなのですが、配送料がかなり上がるようです。
エリアはこちらで確認できます。
自分が住んでいる所にどの店舗が発送しているのか事前に確認するのをオススメします。
・使ってみて気がついたこと
しばらく経ってから気がついたのですが、PCのキーボードやMIDIパッドを押す動作をすると、デスクが若干揺れます。
僕は気にならないのですが、もしかしたら気になる人もいるかもしれません。
・まとめ
IKEAのBEKANTは「広い」「頑丈」「安い」の3拍子が揃っていて良いです。
120cm×80cmという大きさ、10年の品質保証、送料込みで¥21,980はかなりのコスパの高さかと。
1人で組み立てるのが少々大変だったり、デスク上の作業によってはデスクが若干揺れたりもしますが、値段を考えるとオススメです。
この記事がDTMデスク選びの参考になれば幸いです。
僕が購入したモデルはこちらです。

イスの記事も書いています。

それでは。トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@takutobeatz)でした。
DTMに関する記事一覧はこちら。
Youtubeに無料で使えるトラックをアップしています。
コメント
こんにちわ、初めまして。
「べカント」でググっていたら、このブログが目に留まりコメントさせていただいております。
私もDTM用としてこのデスク(120×80)を検討しております。
そこで敢えてお教えいただきたいのですが、このデスクの脚と脚の間のサイズはどれぐらいあるのでしょうか。(※脚はサイズに含みません)
理由として、このデスクにバウヒュッテのキーボードスライダー ワイド BHP-K100-BK
https://www.bauhutte.jp/product/bhp-k70/
を取り付けて49鍵盤のキーボードを設置したいと考えていますが、脚間サイズが最低100cmは必要なのです。
イケアのサイトのチャットでも同質問を投げましたが、ずっとスルーされていますwww
現物を見に行きたくとも私の居住県はイケアは未出店なのです…。
本当にお手数をお掛けしますが、どうかご返信よろしくお願い致します!
本田様
記事をご覧いただきありがとうございます。
イケアのチャット、スルーとはひどいですね…
脚と脚の間のサイズを測ってみましたが、約87cmでした。
参考になれば幸いです!