【レビュー】iLoud MTMはベッドルームスタジオの決定版!?

 

トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@takutobeatz)です。

 

モニタースピーカーは「KRKのROKIT 5」を愛用していたのですが、「IK MULTIMEDIAのiLoud MTM」に買い換えました。

-オススメのモニタースピーカー「KRK ROKIT5」をレビュー-

オススメのモニタースピーカー「KRK ROKIT5」をレビュー
ビギナー向けの同じような価格帯の中で、低音の出方が一番気に入った「KRK ROKIT5」をレビューしたいと思います。これからクラブミュージックを作り始めたい人や、ダウンチューニングを使うラウド系ロックを作る人にオススメです。

 

IK MULTIMEDIAのiLoud MTMがかなり良いのでレビューしていきたいと思います。

この価格とサイズではあり得ない性能を持っているので、コスパが高いスピーカーが欲しい人にはオススメです。

 

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コスパ良過ぎな高音質

 

KRKのROKIT 5に比べて、低域が聴きやすくなりました。

周波数特性が「40 Hz〜24 kHz」なのですが、このサイズで下が40Hzなのは相当凄いと思います。

サブベースが以前よりも見えやすくなったため、トラックメイキングが楽しくなりました。

また、音の位置やリバーブの切れ目が見えやすくなったのでミックスのスピードが上がりました。

このサウンドでペア10万円切るのはコスパ良過ぎます。

 

自動音場補正機能

このスピーカーには「ARC™ System」という音場補正技術が用いられたシステムが内蔵されています。

部屋のレイアウトの都合でスピーカーの配置に多少の無理があっても、この機能を使うことである程度は「フラット」になるように自動で補正をしてくれます。

スピーカーそのものにこのシステムが内蔵されているのでDAWにプラグインを挟む必要が無いのもメリットです。

この機能は付属のマイクで簡単に行うことができます。

 

まずはマイクを設置します。

 

 

スピーカの裏にある「ARC MIC IN」という端子に付属のケーブルを接続します。

 

バックパネルにある「CAL/PRESET」というボタンを長押しすると、マイクからビープ音が鳴り測定が開始され、自動で補正システムが働きます(結構大きなビープ音が鳴るのでご注意)。

 

※測定には別途マイクスタンドが必須です。

また、低域のレンジ感を調整したり、低域と高域の音量をバックパネルのスイッチで調整することもできます。

 

ヘッドフォンと併用した方が良い場合もある

このサイズらしからぬ低域がしっかりと出ますが、クラブミュージックに用いられるようなサブベースを細かくモニタリングしてミックスするためにはヘッドフォンも併用しないとキツイ時があります。

スピーカーだけで完結させたい人はサブウーハーを導入したり、もっと大型のスピーカーを導入した方が良いと思いますが、自宅で音楽制作をする方は低域が出過ぎると周りに迷惑をかけないか心配になることもあると思うので、これぐらいが丁度良いかと思います。

私は、サブベースやキックの超低域のバランスをミックスで確認をする時はヘッドフォンも併用しています。

サウンドハウスで見る

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bluetoothには非対応

これの小さいサイズのiLoud Micro Monitorはbluetoothに対応しているのですが、こちらは非対応です。

サウンドハウスで見る

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bluetoothにも対応していたら最強だと思うのですが、何らかの都合上無理だったのかもしれませんね。残念です。

 

試聴は必須

可能であれば試聴してから購入した方が良いと思います。

都内であれば渋谷にある「Rock On Company」がオススメです。

レコーディングスタジオのような空間でじっくり試聴させてもらえます。

スタッフの方はセッティングしたら部屋から退室してくれるので、心置きなく試聴できます。

 

また、スタッフの方はぱっと見怖い雰囲気の方が多いのですが(笑)、話しかけると気さくに答えてくれます。

プロも買いに来るようなショップなので知識量が半端なく、頼りになります。

 

まとめ

IK MULTIMEDIAのiLoud MTMは、この価格とサイズではあり得ない性能を持っているので、コスパが高いスピーカーが欲しい人にはオススメです。

音場補正機能もあるのでベッドルームスタジオの決定版になるのではないでしょうか?

サウンドハウスで見る

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※音場補正にはマイクスタンドが必須です。

サウンドハウスで見る

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この記事がIK MULTIMEDIAのiLoud MTMを購入しようか悩んでいる方の参考になれば幸いです。

 

サウンドハウス

 

それでは。トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@takutobeatz)でした。

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