ライブ前に緊張しない方法

 

ステージに立ち始めたばかりの人の悩みで「ライブ前に緊張するのをどうにかしたい」という事があると思います。

僕もそうでした。某楽器店主催のコンクールで本番前の緊張を引きずってしまい「手が震えてベースから始まる曲のイントロが全然弾けない」という大失敗をした事もありました。

 

緊張してパフォーマンスを発揮できない。震えて上手く演奏できない。

今回は、そういう悩みを持つ方のために「緊張」について記事を書きました。

 

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 ・ライブ前に緊張しない方法

こんな事を言ってしまうのはアレなんですが、ライブ前に緊張しない方法はありません。

ライブ前に緊張しない人なんて存在しないと思っています。

 

僕が尊敬しているベーシスト・プロデューサーの佐久間正英さんの著書「直伝指導!実力派プレイヤーへの指標」に、

ライブ前は、緊張して当たり前です。緊張していないようなら、むしろ問題です。

ダレているか、ナメているかのどちらかでしょう。

という文章があります。

 

しないと言う人はほとんどが虚勢かハッタリ

たまに「自分は全く緊張しない!」という人がいて「おお…なんて凄いんだ…」と動揺してしまうこともあったのですが、上記の佐久間正英さんの発言を知ってから動じなくなりました。

発言そのものには「ふーん、そうなんだあ」ぐらいに思っておけばOKです。

 

緊張しない人なんていません!おしまい!で記事が終わるのは身も蓋もないので、緊張と上手く付き合っていく方法を解説していきます。

 

・普段から緊張感のある環境を作り練習する

僕の経験上、普段から緊張感のある環境を作り練習をすることが、緊張と上手く付き合っていく方法になります。

練習を録音 or 録画する

レコーディング経験があったり、弾いてみて動画を作った事がある人なら共感してもらえるかもしれませんが、普段は弾けるのにいざ録音しようとすると上手くいかない。ってことありませんか?

これはプレッシャーによるものだと思うのですが、普段からこのプレッシャーを自分に与えておくことで、緊張と上手く付き合っていく事と出来ます。

録音して自分の演奏を振り返ると上達にも繋がるので一石二鳥です。

 

録画をするのも良い方法です。

リハと本番と大きな以外は「お客さんのいる・いない」ですが、練習を録画する事によって誰かに見られているという感覚(この場合はカメラのレンズになりますが)が発生するので良い練習になり、録画を振り返る事でパフォーマンスを見直す良い機会にもなります。

 

バンドの場合、リハスタで録音・録画したデータをシェアすると「ここはもっとこうした方が良いんじゃない?」といったアイデアが生まれるので、録音・録画するのはオススメです。

 

リハスタでも本番になるべく近い雰囲気で練習する

リハーサルスタジオでも本番さながらに通し練習をする事も有効です。

4つの方法を解説していきます。

 

1.スタジオの電気を暗くする

ライブハウスのように暗い環境って見づらくて演奏しづらいなって思いませんか?

普段から暗所での演奏に慣れておくと良いので、スタジオ内の電気を暗くして練習をするのがオススメです。

 

2.機材の配置をなるべく本番と同じにする

例えば、ギタリストとベーシストの配置が逆だと、本番と違いが生まれるのでやり辛さがあるはずです。

バンド編成で狭いスタジオだと限度がありますが、機材の位置関係も本番と同じにした方が良い通し練習に繋がります。

スタジオ代の支払いが厳しい場合は(なるべくケチらない方が良いですが)、本番前最後のリハだけでも良いので、大きめの部屋を借りるなりしてなるべく本番に近い環境にして練習をした方が良い本番に繋がります。

 

3.MCや曲間の演出も通し練習でやる

本番と同じセットリストで通す練習はもちろんの事、MCや曲間の演出も練習からやっておきましょう。

MCは本番当日の雰囲気で変わる事も多々ありますが、「大体こんな感じの事を言う」程度でも良いので決めておくのが吉です。

MCが上手い人はMCの練習もしています。

たまーにMCが上手いのに「全部その場で決めてる」という人がいますが、それは超絶に話術が長けているからなので、MCが苦手な人は絶対に真似しないようにしましょう。事故るだけです。

 

また、繋ぎでミスると台無しですし本番中の「ミスったらどうしよう」という緊張感はマイナスなので、曲と曲の繋ぎの演出も必ず通し練習の中でしっかりとやりましょう。

 

4.ステージアクションを含めた練習をする

ステージアクションって慣れるまでは恥ずかしさがあったりもしますが、練習の時からやっておくと早く慣れる事が出来ます。恥ずかしさは大敵です。

その時に鏡も見ながら大袈裟にやってみるのがコツです。

自分では動いているつもりでも外から見ると全然動いているように見えない、というのがありがちなので、少しオーバーかな?と思えるぐらいアクションすると後ろのオーディエンスまで伝わります。

ステージアクションも練習しておくと、本番のパフォーマンスが良くなるので緊張と上手く向かい合う事が出来ます。

 

・最後に

「なんでもかんでも決めてやると自由にやれない」なんて人がいますが、本番で決めた通りの事が出来ないのなら(もちろん臨機応変な対応は必要です)、自由にやるのは不可能です。

スケールを知らないのにアドリブでソロを弾こうとしているようなものです。

そんな事が出来るのは限られた天才だけなので、凡人な我々はまず決めたことをしっかりとやれるようにするのが大切です。

そういった練習や努力の積み重ねが自信に繋がり、緊張を上手く付き合っていく事が出来ます。

ライブ前に緊張してきても「緊張してきたけど、たくさん練習したから大丈夫」と思えれば、「ああ、緊張してきた…ミスしたらどうしよう…ソワソワ」とはならないので、本番前に極度に緊張してしまう人で上記の方法をやった事が無い人がいたら是非試してみて下さい。

この記事が参考になれば幸いです。

 

佐久間正英さんの著書はこちらになります。絶版になっていますが中古ではまだ見つけられるので是非読んでみて下さい。

 

それでは。ベース講師/トラックメイカーのTAKUTO(@TAKUTO_bassist)でした。

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