トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@takutobeatz)です。
ピアノ系のプラグインって何を使おうか悩みますよね。
SNSで「Thenatan」というメーカーの「TAPE PIANO」というプラグインの広告がたまたま目に入ったのですが、試しに買ってみたら良かったのでご紹介します。
ThenatanのTape Pianoはローファイ系にバッチリ

ヒップホップやエレクトロニカを作っている人にオススメのプラグインです。
特にローファイ系にはバッチリです。
では早速、レビューしていきたいと思います。
プリセットをいくつか紹介
・Beautiful Lies
・Blue Skies
・Chill Trash Piano
・Dark Souls
・Deep Purple
・Distorted Mind
・E Piano
・Girlfriend
・Muddy Records
あらかじめ音が良い感じに加工されているので、プリセットを読み込んでコードを鳴らせば、すぐにそれっぽくなるので便利です。
ここでは紹介しませんが「Endless Rain」や「Lucid Dreams」といった、プリセット名で心惹かれるものがあるのも良いです(笑)
パラメーター
プリセットを選んだり、マスターボリュームの調整をするノブがあります。
プリセットの表示はこんな感じ。
※追加で購入したプリセットも含まれているので、単体で購入した場合だとプリセット数はこれよりも少ないです。
バックグランドノイズのON/OFFとノイズ量を調整するノブです。
8ビットとレコードのノイズの2種類が左側にあります。
右側にはハムとヒスノイズのON/OFFとノイズ量を調整するノブがあります。
中央の左側にフィルターセクションがあります。
右側はリバーブセクションです。細かい設定はできません。
ど真ん中がアタックとリリースを調整するセクションと、LFOを調整するセクションがあります。
LFOの割り当てはプリセットによって変わり、ピッチが揺れたりボリュームが揺れたりします。
その下は、効果音のセクションで、カセットの「カシャっ」という音を出すことができます。
なかなか憎い演出ですね(笑)
レイヤー機能
このプラグインの少し変わった機能として「レイヤー」というものがあり、パッドやストリングスの音を重ねることができます。
・レイヤーしてないVer.
・CHOIRをレイヤー
・PADをレイヤー
・STRNGをレイヤー
・ATMOをレイヤー
・ORGNをレイヤー
ミックスバランス以外調整できないので使いどころが難しい印象がありますが、ハマれば良さそうです。
動作は軽め
メモリが16GBのMacbook Proを使用しているのですが(DAWはliveです)、CPU負荷は「4%」ほどです。
私の環境では「XLN AUDIO」の「Addictive Keys」と同じくらいでした。
まとめ
「Thenatan」の「TAPE PIANO」は、ヒップホップやエレクトロニカを作っている人にオススメのプラグインです。
特にローファイ系にはバッチリです。
動作が軽めなのも良いですね。
この記事がThenatanのTape Pianoを購入しようか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
それでは。トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@takutobeatz)でした。
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