【レビュー】Pioneer DJのTORAIZ SQUIDを売却した話

 

トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@takutobeatz)です。

 

以前にこういった記事を書きました。

-Pioneer DJのTORAIZ SQUIDを購入した理由-

Pioneer DJのTORAIZ SQUIDを購入した理由
「DAWを使わずにハードウェアを使って曲作りをしたい」ということで、ハードのサンプラーとシーケンサーどちらを買うか悩んでいましたが、Pioneer DJのTORAIZ SQUIDを購入しました。購入に至った決め手を5点記事にしました。

 

しばらくは制作の中枢となるシーケンサーとして愛用していました。

が、だんだんと歯痒い感じになってきたので売却してしまいました。

今回はその理由について記事にしました。

 

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Pioneer DJのTORAIZ SQUIDを売却した話と理由

Pioneer DJのTORAIZ SQUIDはこんな感じの機材です。

ハードのシーケンサーで、一切音が出ません。

潔い機材で気に入っていたのですが、イマイチだと感じるようになってきた理由を紹介していきます。

 

デフォルトセットを組めない

TORAIZ SQUIDは「MIDI」「USB」「CV GATE」「CLOCK」「DIN SYNC」で外部機器を接続することができるのですが、新規でプロジェクトを立ち上げると全トラックが「MIDI」で接続されるようになっています。

デフォルトセットを作ることができないので、新曲を作るたびに各トラックをどの機材に接続するかを設定しないといけません。

これがメチャクチャ面倒なんですよね。

「曲作るぞ!」と意気込んで機材に電源を入れるも、まずはこういった設定をしなければならないのです。

このタイムラグがストレスでした。

 

オートメーションを書けない項目がある

RUNNING DIRECTIONという機能があります。

この機能を使うと新しいフレーズのパターンをどんどん作れるのですが、これのオートメーションを書き込むことができないのです。

これができるようになると「フィルイン的なフレーズ」を作りやすくなり、フレーズにバリエーションがさらに増えるんですけどね。

 

スケールモードのカスタムができない

スケールは「全部で23種類」を選択できるのですが、「なんでこれないの?」というスケールがあります。

「ハーモニックマイナー」があるのに「メロディックマイナー」が無いのは何故なんでしょう?

「増やせ!」とは言わないから、自分でカスタムして保存できるモードがあれば良かったと思います。

まあ、そういうのやりたい人は「鍵盤を使いなさい」って話かもしれませんが、「パッド」でもやりたいんですよ。

 

アルペジエーターのモードが少ない

アルペジエーターのモードは全部で「4種類」です。ちょっと少ないような気がします。

ハードウェアシーケンサーの利点を活かしきれていないような気が…

 

バグが改善されない

スケールモード時の液晶表示にバグがあるのですが、一向に改善されません。

アップデートされる気配がないのですが、次のアップデートはいつになるんでしょうか?

 

MIDIデータをDAWに貼り付けられるのはメチャ良い

SQUIDで作ったMIDIデータは、「SQUID MANEGER」というソフトを経由してDAWにそのまんま貼り付けることができます。

なので、「SQUIDで曲の大枠を作ってDAWで編集していく」というワークフローを取っていたのですがスムーズに曲作りが進んだので、この点は非常に良かったです。

 

まとめ

Pioneer DJのTORAIZ SQUIDは、DAWとの連携は良かったのですが、痒い所に微妙に手が届かないので売却してしまいました。

楽器は買ってみないと分からないことがありますね。

ハードウェアは売れるので、売却資金を元手に別の機材を購入しようと思います。

 

サウンドハウスで見る

サウンドハウスで見る

 

この記事がPioneer DJのTORAIZ SQUIDを購入しようか検討している方の参考になれば幸いです。

 

サウンドハウス

 

それでは。トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@takutobeatz)でした。

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