トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@takutobeatz)です。
「YAMAHA」の「reface CS」を購入したので、気に入っている所と気になる所を記事にしました。
〜気に入っている所〜
1.スライダーでの音作りが楽しい
スライダーを触ると音が変わるのが楽しいです。
グリグリ回すツマミも良いですが、上下に動かすスライダーも良いですね。
スライダーの動きは固すぎず柔らかすぎず、丁度良い滑らかさです。
音作りが楽しくて曲作りが捗らないかもしれません(笑)
2.打鍵音が静か
キーボードの打鍵は滑らかで静かです。
ミニ鍵盤なのですが(YAMAHAはコンパクト鍵盤と呼んでいます)、とても弾きやすいです。
さすが鍵盤メーカーです。
打ち込み用のマスターキーボードとしても使っているのですが、打ち込みしやすいので重宝しています。
3.操作性だけでなく音も好き
ヴァーチャルアナログですが、ソフトシンセとは違った感じがします。
中域に密度がある感じがして好きです。
D/A(コンバーター)やオペアンプ周りの回路にはYamahaのステージクラスの楽器と同じものが採用されていて、他の開発部の方からは「どうしてそんな高級パーツを使っているの!?」という声が上がったそうです。

4.内蔵スピーカーでいつでも音を出せる
「内蔵スピーカーなんぞ要らん!」と思っていたのですが、いつでも音を出せるのは良いですね。
普段はDAWで曲作りをしているのですが、ずっとモニター画面を見ていると目が疲れてくるんですよね…
そんな時に息抜きで、鍵盤でコードやスケールを弾く練習をしたりもします。
内蔵スピーカーはさすがに低域の再生には限界がありますが、ステレオ感があるので気持ち良い音が鳴ります。
電池でも動くのでベッドでゴロゴロしながらシンセで遊べたりもします(笑)
5.見た目が良い
シンセのボディーはなるべく黒が良かったのですが、このホワイトボディーはカッコイイです。
無駄の無いすっきりとしたデザインが良いですね。
佇まいの良いシンセがデスクにあるだけでテンションが上がってしまいます。
〜気になる所〜
1.AEGとFEGのADSRの設定が共用
アンプエンヴェロープとフィルターエンヴェロープのADSRの設定が共用となっています。
どちらをどのくらい効かせるかを、AEG/FEGのツマミでバランスを決めると仕様となっています。
個人的には「ルーパー機能」は要らなかったので、AEGとFEGは別々に設定できたら良かったです。
2.内蔵スピーカーのON/OFFを自動でできない
内蔵スピーカーのON/OFFは電源を入れる時に特定の鍵盤を押しながら設定します。
大きな支障があるわけでは無いのですが、電源を入れた後に設定することができないので若干面倒と思うときがあります。
OUTPUTにケーブルを挿したら内蔵スピーカーからの音が自動でミュートされる機能が追加されたら嬉しいです。
3.本体にプリセットを保存できない
そういう設計思想では無いのかもしれませんが、本体にプリセットを保存することができません。
但し、アプリやブラウザでプリセットの管理をすることができます。
世界中のユーザーがプリセットを公開しているので、それらをインストールすることもできます。
アクセスして「BROWSE」を選択すると、この画面に進みます。
年代やジャンルから選べるのが良いですね。
接続されている機種を選択すると、こういった感じで一覧が表示されます。
インストールしたい音色を選択して、「SYNC」を押すと一瞬で本体に音色がインストールされます。
スライダーは触らなくてもOKです。
「SYNC」を押すとスライダーのナビゲーションが青く表示されるので、実際にスライダーを動かして視覚的に確認することもできます。
音作りの勉強になりますね。
まとめ
気になる所はあったりもしますが、トータルでは非常に満足度が高く買って良かったです。
〜気に入っている所〜
・スライダーでの音作りが楽しい
・打鍵音が静か
・操作性だけでなく音も好き
・内蔵スピーカーでいつでも音を出せる
・見た目が良い
〜気になる所〜
・AEGとFEGのADSRの設定が共用
・内蔵スピーカーのON/OFFを自動でできない
・本体にプリセットを保存できない
初心者がシンセサイザーを楽しめるように特設サイトを作っているのも好感です。
コンセプトサイトも面白かったです。開発ストーリーは必見です。
この記事がYAMAHAのreface CSを購入しようか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
それでは。トラックメイカー/ベーシストのTAKUTO(@takutobeatz)でした。
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